学部・学科紹介-文学部-
学部・学科紹介-文学部-
学部・学科紹介
ここでは京大の学部・学科を学生視点から紹介しています。
京都大学にはどのような学部・学科があるのでしょうか。
これを読んで、学部・学科を決める手助けとしてください。
文学部
文学部
ペンネーム:ぷりん
こんな人におススメ!
- ・文章を読むのが好き/苦ではない方
- 「文系」の学問で何をしたいか定まってない方
何を学ぶところ?
文学部に所属する学生は1回生で全学共通科目を履修し、2回生以降で徐々に専門的な内容の授業を履修していきます。そして3回生からは各自が研究したい分野ごとに専修に分かれ、4回生で卒論を執筆する、という形になります。
さて、文学部所属と言うとこんな反応をされることがあります、「文学部なら本を読むのが好きなんでしょ?」と。たしかに本を読むのが好きな学生もたくさんいます。ですが、こういう反応をする方は往々にして大きな思い違いをしているのです。文学部は「文」学部であって、断じて「文学」部ではないのです。哲学や文学、文献史学のような世間的なイメージにおける「文学部」的な人文科学はもとより、社会学や心理学などの社会科学まで広くカバーするのが文学部なのです。尤もどんな専修であっても文献にあたるのが基本ですから、文章を読むのが好きな方にはオススメの学部です!
志望したきっかけ
幼少期からの旅行好きが高じて地理が大好きで、高校の時の地理の授業が面白かったのも手伝って「好きと思える勉強をもっと」「あの面白い先生の居た大学は面白いに違いない」という比較的安直な理由で学部を選びました。「東京以外から日本を見てみたい!」という悪ふざけのような理由で進学したのも事実ですが……。
わたしと文学部
「文章を読むのが好きな方にはオススメの学部です!」と書いた当の本人である私は文章を読むのが大の苦手です。よっぽど数値と戯れている方が好きです。そんな私でも4回生まで無事やってきました。「別に本は好きじゃないし……」と文学部を敬遠するのではなく、一度だけでもいいので文学部にどんな専修があるかをホームページなどで確認してみてください。案外あなたのやりたい学問が見つかるかもしれません。仮に見つからなかったとしても、取り敢えず入ってから文学部の「自由さ」を活かして様々な活動や学問に打ち込んでいるうちにいつかはやりたいことが見えてくるのではないでしょうか。
好きなだけ遠回りできるこの大学の文学部に入れて私は非常に良かったと思っています。