合格体験記

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先輩京大生の合格体験記

総合人間学部

総合人間学部:文系

ペンネーム:通りすがりの総人

●京大を目指したきっかけ
関西で生まれ育った身として、元々京大に対する強烈な憧れがありました。その上で、人の感情の動きと、人間の感覚に付随する脳の動きの両方を学んでみたいなと思い、心理学と脳科学を自由に学べる、文理融合学部の総合人間学部に辿り着きました。その特徴的過ぎる名前や実際の学生の声を聞いてすっかり魅了されてしまい、現役と浪人の2年間、総合人間学部だけを目指して走り続けました。

●受験勉強の仕方
今の自分の実力よりも少し上の参考書に手を出して、それを周回することで効率的に地力をつけていきました(特に英語)。あとはひたすら演習を積んでいました。大学受験は範囲が決まっていて、しかもその範囲で何十年もやっているので、経験値の量がかなり合否を左右します。実際現役の時は英語の過去問25年分を2周し、秋模試で50点だった英語が本番94点まで伸びました。文章は被らなくても、単語やテーマ、下線部の構文は過去数十年の中でいくつか被る箇所が必ずあります。現役の時は、高2までサボっていた英語の成績を上げることに必死で全然数学と向き合えていなかったので、浪人の1年は数学の過去問50年分を購入し、文系理系前期後期問わず数Ⅲ以外の問題は全て解きました。その結果ほとんどの問題はこれまでに解いたものの類題として見えるようになり、数学も高水準で安定するようになりました。結果的に本番は国英社が現役から下がったのにもかかわらず、数学できちんと得点出来たため合格しました。現役の人がここまでやるのは時間的に厳しいかもしれませんが、入試の英数は演習量がものをいうんだという認識で、基礎固めに目途が立ったらガッツリ演習に時間を割いてほしいです。
あとこれが最も重要なことですが、僕は2年間の受験期を通して一度もゲームをやめてないし、普通に友達と遊びに行っていました。これくらいは普通に息抜きの範疇に入るということです。だから一度落ちたんだと言われればそれまでですが、仮に勉強ばかり続けていたら一浪目も落ちていたと思います。皆さんも適度な息抜きを忘れないように過ごしましょう。全力で駆け抜けられるのはせいぜい12月くらいからのラスト3か月くらいだと思います。

●受験生に向けて一言
僕は京大に来て、求めていた“全て”を存分に享受しています。どんな人もいるしどんなものもある。京大は19年拗らせた僕の理想を遥かに上回る体験を提供してくれています。皆さんも存分に京大に期待して、京大を光にして見失わないように受験を走り抜けてください。京都で待ってます。

総合人間学部:理系

ペンネーム:かたばみ

●京大を目指したきっかけ
地元が京都であることもあり、京大への憧れはずっと持っていました。私は大学で植物について学びたいと思っていたので、初めは農学部を志望していました。
ところが、高校3年の春、総合人間学部の植物学の研究室をホームページ上で偶然見つけたのです。そこで行われている研究は、植物の地理的分布に関するもので、まさに私が最も興味を持っている分野だったのです。そして、その研究室で学びたいと強く思うようになり、総合人間学部を志すに至りました。

●受験勉強の仕方
私は講習期間以外に塾に通いませんでした。その分、学校での勉強に力を入れることを心がけており、高3の初夏までは勉強時間のほとんどを学校の予習・復習に充てていました。この頃の勉強は、基礎を固めるという点で非常に重要だったように思います(学校の教材には、大学の入試問題が数多く掲載されていたので、授業を通してある程度の入試演習もできました)。
過去問についてですが、英語・国語・生物は、共通テストまでは授業内でしか演習を行わず、共通テスト後に実戦演習と添削を繰り返しました。数学は苦手だったので、最も早く、高2の終わり頃から演習を始めました。本格的に6題まとめて解いたのは共通テスト後です。それまでは1題ずつ、秋の冠模試の辺りまでは時間無制限で完答重視、その後は制限時間を設けて時間も気にしつつ解いていました。一つ一つの問題に粘り強く向き合えたという点で、解き切ることを重視したことはよかったと思います。化学は、高3の5~6月ごろに、得点源にしやすい有機分野から演習を始めました。手早く終わらせたい有機・高分子分野の問題については目標時間を定め、時間内に解くことを目指して何度も演習を行いました。一方、理論分野は煩雑な問題であることが多いため、基本的には時間無制限で取り組み、標準的な問題に限り、時間を意識して繰り返し解きました。化学は解答時間が特に厳しい科目であるので、早い段階から本番を見据えて時間配分を意識することが重要になります。「有機・高分子分野は手早く、理論分野はじっくりと」という方針を取ったことで、より効果的に化学の対策に取り組めたのだと、今では思っています。
受験勉強をするにあたって私が心がけていたことは主に2つです。1つ目は、普段から手を抜くことなく丁寧な答案を作ることです。私は2次試験の数学が苦手だったので、解ける問題で減点されないように、論理の厳密さには特段の注意を払っていました。2つ目は、書いた答案を第三者に添削してもらうことです。私は塾に行っていなかったので、学校の先生に添削をお願いしていました。添削をしてもらうことで、自分の答案の癖も分かりましたし、先生からフィードバックをもらうことで、自分が理解できていること、理解があやふやなところも明らかになりました。実際に添削を出しているうちに過去問演習での点数も向上・安定しました。

●受験生に向けて一言
私は、昨年秋の段階では、普通に考えると合格は相当厳しいという状況にありました。特に秋の冠模試は散々な成績で、数学に至っては1つも完答できないという有様でした。しかし、志望学部を変えずに勉強を続けていたら、共通テスト後に一気に成績が伸び、そのまま合格という結果に至りました。
このような経験をした者として、私が受験生の皆さんにお伝えしたいことは、「自分の行きたい学部を諦めないでほしい」ということです。合格ラインとの差、周りとの差を痛感し、もどかしい思い、不安な思いをすることがあるかもしれません。しかし、いつ成績が伸びていくかなど分かりません。私のように直前期に急に伸びることもあり得るのです。苦しい時こそ、「あの学部に行きたい!」という気持ちを強く持ってください。そして、これから自分は伸びると信じて強気に努力を続けてほしいと思います。入試直前まで成績を伸ばし続けるためには、気持ちを強く保ち続けることが欠かせません。
もちろん大前提として、十分な勉強は必要です。努力を積み重ねてきた経験こそが、最後まで伸びるという自信につながりますから。応援しています。

文学部

文学部

ペンネーム:水無瀬

●京大を目指したきっかけ
現役時代は関西の他の大学を志望していました。その大学一本で臨んだため、合格発表を見て浪人が決定しました。浪人するにあたって志望校について考え直し、憧れはあったものの現役時代はそれに見合う成績ではなかったことで諦めていた京大を目指そうと決めました。

●受験勉強の仕方
受験勉強において大事なのは復習と分析です。模試も過去問も解いて終わりではなく、むしろ始まりです。解いているときに何を考えていたか、何が足りなかったのか、次解くときは何を意識するべきなのかを挙げましょう。私はそれを手帳にメモしていつでも見返せるようにしていました。各大問の時間配分などもメモしておくと役立ちます。また、浪人期で一番伸びたと感じているのは二次の英語です。夏中盤までは単語帳を一冊完璧にし、文法を一から復習しなおしました。夏終盤からは参考書で構文把握の練習をしつつ、過去問の添削を予備校の先生にお願いしていました。いただいたアドバイスで最も役に立ったのは、和訳問題は直訳をベースにするということです。京大の和訳問題は抽象度が高いうえに時間が厳しいので、どうしても文脈から意訳しがちです。しかし、意訳は採点がしにくく点数につながりにくいです。時間がなくても直訳ベースで解答を作ることを意識したことで、点数が出やすくなりました。一方で後悔していることは、苦手科目に十分な勉強時間を割かなかったことです。私は数学が苦手で、模試でもいつも0完というありさまでした。勉強時間を確保しているつもりでしたが、苦手なこともありどうしても気が乗らず苦手を克服することはできませんでした。数学さえ取れれば安心なのになあと模試の結果を見るたびに思っていました。苦手科目は無いに越したことはありません。直前期になって焦ることのないよう、十分に時間を割くことをお勧めします。

●受験生に向けて一言
勉強していると長く感じる受験期ですが、意外とあっという間に終わります。しんどいと感じる時期もあると思いますが、少しでもいいので毎日勉強をしましょう。毎日勉強したという事実は当日の心の支えになります。そして心配事は先生など頼れる人に相談して、一人で抱え込まないようにしてください。一人で戦っているわけではありません。応援してくれる人はたくさんいます。後悔のないよう地道に努力を積み重ねてください。私も応援しています。

教育学部

教育学部:文系

ペンネーム:キウイ

●京大を目指したきっかけ
高校2年生の終わりまでは別の国立大学を目指していましたが、周りが東大や一橋を目指していると知って私も志望校のレベルを上げようと思ったことがきっかけです。もともと不登校や教育過熱などの教育問題に興味があり、教育学を学べる大学を調べる中で見つけたのが京大の教育学部でした。最初は京大なんて目指せるのだろうかと不安でしたが、どうせ目指すのなら最難関を目指してみようと思うようになり、高校3年生になったタイミングで京大を第1志望校に決めました。

●受験勉強の仕方
私は苦手教科が数学だったため、基本的に数学に力を入れて勉強していました。学校の授業が終わるとそのまま図書館に直行し、まずは数学の網羅系参考書の勉強から始める、というのをルーティーンにしていました。一方、得意教科だった英語は高3の4月から京大の過去問を解き始め、問題形式を把握しつつ解いたら先生に添削してもらう、というのを繰り返しました。個人的に京大合格に最も大切なのは過去問演習だと思っていたため、すべての教科で15~16年分解き、忘れたころにまた解くというサイクルで2,3周まわしました。共テが終わったあとは苦手な数学の勉強はほどほどに、得意な英語と今まであまり力を入れられていなかった現代文と古典、世界史を重点的に演習しました。特に現代文は毎日のように過去問を解き、この問題はどの要素を解答に入れるべきか、本文のどこに注意すべきか、など、感覚ではなく論理的に解く練習をじっくり行いました。この甲斐あって、現代文は本番でも落ち着いて注意点を思い出しながら解くことができました。共テの勉強に関しては、苦手教科である数学に手をつけたのが夏休み後と遅く、あまりにも解けないために絶望したので、苦手教科ほど早めに手を付けることをおすすめします。共テはセンター試験までさかのぼれば膨大な量の過去問があるので、早く解き始めると過去問がなくなってしまうかも、なんて心配する必要はないと思います。私は過去問をむやみに解いても時間がなくなって焦ってしまうだけだったため、まずは分野別の問題が多く載った問題集を一冊決めて何周も繰り返し、問題形式に慣れるところから始めました。問題形式に慣れたら、今度はきっちり時間を測って解くようにしました。

●受験生に向けて一言
受験を乗り切るうえで大切なのは、なによりも健康でいることです。勉強が思うように進まず焦ったとしても、睡眠時間や食事を削ることは逆効果です。また、試験本番はものすごく緊張すると思います。実際、私は二次試験2日目にあまりの緊張で体調を崩し、朝ごはんも食べられずにラムネ1個で英語の試験に臨みました。そんな状況でも、「当日会場にいなければ勝負することさえできない」という言葉を思い出してなんとか一日乗り切ることができました。試験当日を迎えたら受験生の皆さんには、ここまで来たのだから絶対に受けるんだ、受かるんだという気持ちを持って頑張ってほしいです。応援しています!

教育学部:理系

ペンネーム:天然記念物

●京大を目指したきっかけ
小学校ぐらいのころから教育関係の職に就きたい、教育学について研究してみたいと思っていたため、教育学部を志望すると決めていました。
特定の科目を探求するより教育全体について考えたいという意識が自分の中では強かったです。
そして、基本的に全大学を視野に入れて考えて、(国公立志向はありましたが)
その上で
①文理両方が入学可能な大学
(理系のままで入学したかったのに加え、文系と理系の両方の人間が集まる教育学部が良いと思った)
②他学部(他学群)の授業が履修しやすい大学
(基本的に教育学部に行っても教員免許は社会系しか取れないので、他学部の授業を受ける必要があるため)
③文部科学省に入れる可能性のあるぐらいのレベル帯の大学
(将来の可能性は広ければ広いほど良いと思ったので)
ということを考え、理系で教育学部に入学できる限られた選択肢の中から、様々な要素を総合的に考えて、京都大学を第一志望にして頑張ることを決めました。

●受験勉強の仕方
大前提としてこれはあくまで僕の考えに過ぎないことに留意して読んでいただきたいと思います。
受験生の受験勉強において僕は量よりも質を重視してほしいと思います。
(もちろん、一定の量があることは前提ですが)
基礎を定着させる段階において単語をひたすら見る、古語単語のテストをひたすら解くなどの暗記や、数学や物理の問題集を自分で理解できるまで解くなどをするのはいいことであると思いますが、京都大学やその他難関大学の問題に取り組むときは解く問題一問一問に対して全力で向き合ってほしいと思います。それで勉強時間や量が少なくなってしまうことよりも、今日、この一問から何を学んだかということに意識を向けることが望ましいと思います。

●受験生に向けて一言
受験生活を送っている君へ、正直何を書いたら一番良いのかは分かりません。
受験生に向けてメッセージを書いている時、毎回僕は非常に不安でしょうがないです。
ただ、伝えなければならないことははっきりしています。
君が本当に一番に成し遂げたいことって何ですか?
それに向けて全力で臨めていますか?
僕は、自分が成し遂げたいことが何かということについてはいくらでも悩んで良いと思うのですが、君が京都大学合格を目標にすると一度決めたならばやらなければならないことは明確なはずです。
勉強方法や使用教材で悩む時間が君に残されているのでしょうか?
けじめをつけたものを気にかける余裕が君に残されているのでしょうか?
是非、目標に一途に頑張ってください。応援しております。

法学部

法学部

ペンネーム:コンビニのメロンパン

●京大を目指したきっかけ
高校1年生の時に法学部に行こうと思い、その中で費用面や家からの距離を考慮したうえで進学できそうな国公立でかつレベルも高そうだったから。また、高校1年生のときの試験の成績を見て、目指せるかもしれないと思ったから。

●受験勉強の仕方
私は高2冬から、本格的に勉強を始めた。高2冬~高3夏にかけては、基礎固めを重視し、数学のうろ覚えの公式の確認や古典文法の復習、英文解釈の勉強などを重点的に行った。また、夏休み中には予備校の夏期講習を外部生として受けに行き、現代文の読み方・解き方、世界史の近代ヨーロッパのテーマ史を学んだ。高3秋は、実践的な問題を用いて発想力・記述力を鍛えたほか、過去問にも手を付け始め、世界史の論述や国語の記述に関しては高校の先生に添削をお願いした。高3冬では、共通テストの対策を始め、共通テスト・センター試験の過去問や学校で配られる予想問題集を解いて傾向をつかんだ。そして、共通テスト後は、過去問と実践的な問題をたくさん解いて記述の勘を取り戻すことに努めた。
次に、教科ごとの勉強の仕方を紹介しようと思う(二次の科目)。まず、苦手だった数学については、比較的簡単な問題集で公式の使い方を復習し、入試の典型問題が載った問題集で解法を身に着け、過去問でその解法・公式を適用する練習をするといったステップで勉強した。文系数学は、割と典型問題が多いので、基本これで対応可能だと思う。現代文では、夏期講習で読み方・解き方を学んだほか、記述問題は先生に添削してもらい、フィードバックをもらった。何かしらの方法論を身に着けるのが、現代文の勉強の近道だと思う。世界史では、論述を書きながらそれに関連する知識も覚えるという勉強法を実践した。特に論述問題については、自分では気づきにくい要注意な表現(「国民」など)があることもあるので、第三者の添削はあったほうがいいと思う。古典は、古文単語と文法を身に着けたうえで、実際に記述問題を解いていくというステップで勉強した。特に紛らわしい文法については、しっかり区別できないと大きな減点をくらいかねないので、すぐに見分けられるよう訓練を重ねるのがよいだろう。英語については、単語・英文解釈・英作文の三つを重点的に勉強した。特に英文解釈は根気強くやることで、飛躍的に英文が読みやすくなるので、まじめに取り組むのが大事だと思う。

●受験生に向けて一言
緊張したときは「なるようになる」の精神で落ち着いていこう!

経済学部

経済学部:文系

ペンネーム:かえる

●京大を目指したきっかけ
私は高校が関西にあり、周囲の友人の多くが京都大学を志望していました。その影響を受け、高校2年生の秋ごろには京都大学を志望するようになっていました。また、経済学部に修士課程の短修制度が存在していたことも京都大学を志望するきっかけとなりました。

●受験勉強の仕方
部活を引退した5月から本格的に受験勉強を開始しました。授業でのインプットよりも問題を解いてアウトプットを行う勉強法の方が私には合っていたため、塾の授業は必要最低限のもののみを受講し、過去問を中心として勉強を行いました。春頃には共通テストの過去問を解き始め、二次試験の過去問は夏ごろに解き始めました。最終的に予想問題も含めて、共通テストは15年分弱、二次試験は英語が25年分、数学が15年分、国語が10年分、世界史が論述を25年分、語句問題を10年分解きました。参考書もほとんど使用しなかったため、かなりの時間を過去問に使っていたと思います。私は英語にかなりの苦手意識があり、高得点を狙うというよりは周りが解けるような簡単な問題を確実に解けるようにすることを目標に、単語帳の周回に重点をおいて勉強しました。古典•漢文•情報•世界史なども同じように単語や重要事項を確実に暗記できるように意識し、単語帳の周回を行いました。逆に得意科目の数学は、共通テストまでは日々の学校の授業の予習復習や過去問以外の勉強はほとんど行いませんでした。結果、夏や秋の冠模試では数学で想定よりも低い点数を取ってしまいました。共通テスト後は勘を失わないために、毎日過去問から解いたことのない大問を数問選んで解いていました。苦手科目はもちろんですが、得意科目、特に理系科目は定期的に問題に触れておくことをお勧めします。世界史や現代文は学校の先生方に添削をしていただきました。京都大学は論述問題が多いため、それ以外の教科に関しても学校や塾の先生方に添削をしてもらうことをお勧めします。

●受験生に向けて一言
受験は体力的•精神的な負担が大きいかと思います。私は学校の休み時間や食事中などは勉強をせず、友人と話してリフレッシュをするように心がけていました。また、毎日必ず7.5時間以上は睡眠を取るように心がけていました。人によってそれぞれに合った勉強法は異なると思いますが、ひたすら勉強だけをしていると疲れがたまっていってしまいます。無理をしすぎずにリフレッシュをする時間を挟みながら頑張ってください。

経済学部:理系

ペンネーム:らてら

●京大を目指したきっかけ
京大が好きだったから。京大には言葉にできない魅力がある。

●受験勉強の仕方
二次試験で使った国数英について、京大二次試験用の勉強法を記します。塾や予備校には一切通っていなかったので、以下の勉強法に基づいて合格したといえるでしょう。
まず国語について。現代文は参考書と過去問で対策していました。現代文は、解くプロセスを3つに分けることが肝要です。(1)読解(2)設問分析(3)記述の3つに分けて話します。(1)の読解は経験値が大切です。筆者の立ち位置、論の流れに注意しましょう。(2)の設問分析は、主に「どういうことか」「なぜか」「なぜそう言えるのか」の3つに設問を分類し、それぞれ解答の作り方を参考書で学ぶとよいでしょう。(3)の記述は、演習と解答分析の質、および語彙力が大切です。古文は、暗記量と演習量が全てです。毎日触れましょう。
次に数学について。まず、網羅系参考書を用い、基本的な解法を身につけます。基本的な解法といっても、全て簡単なわけではないし、量も多いです。ここが一番長い時間を要するので、根気強く頑張りましょう。この際、解法のなんとなくの形だけを覚えるのは絶対に避け、その解法を選択するに至るまでに存在する「意識、気持ち」を徹底的に研究、理解しましょう。次に、京大の二次数学のような実践的な問題を解くのに必要な、問題への取り組み方について書きます。私も、この取り組み方を考案するまでは、基礎問題は解けるのに実践問題は全く解けない、という状況で苦しんでいました(実際、第一回京大模試では一問も答えが出せず、200点満点中20点でした)。では、私が数学の問題に取り組むときのプロセスを紹介します。
1.与えられた条件を確認し、まとめる(条件の確認)
2.求めるものを確認する(ゴールの確認)
3.与えられた条件と求めるものとの連関性や、与えられたものに対して出来うる操作を複数考える(実験と観察)
4.与えられたものから求めるものまで繋ぐことのできるルートを思考して、手を動かしながら辿っていく(指針の決定)
5.計算、答案作成を行う(解答)
以上5プロセスです。ちなみに、とある参考書に同じような話が載っていました。しかし、私はお金が無かったので、秋模試が終わった12月頃まで買えず、車輪の再発明みたいになってしまいました、、、
そのプロセスを理解した後は、演習を通じて基本的な解法の抜けがないかの確認と、プロセスを正しく踏めているかの確認を行います。実力が完成したら数学に必要以上に時間を割くのはやめ、英語や理科や共テ対策に時間を使いましょう。
最後に英語ですが、英語も古文同様、暗記量と演習量が全てです。また、英語はちゃんと勉強すれば得点が非常に安定する教科なので、一番時間を割いてほしい教科です。京大英語の対策でいうと、単語と英文解釈を極め、精読の神になりましょう。英作文は基本的な道具を全部覚えましょう。あとは過去問と向き合った時間です。知らなかったものは全て吸収していきましょう。

●受験生に向けて一言
私は夏模試で散々な目(定員25名に対し学部学科内54位)に遭い、周りからも無理なんじゃないのか、と言われたこともありました。しかし秋以降大逆転を果たし、合格を勝ち取ることができました。これを読んでくださった皆さんも、諦めることなく勉強に取り組んでくれたらと思います。健闘を祈ります!

理学部

理学部

ペンネーム:みずほ

●京大を目指したきっかけ
京都大学理学部を本格的に目指すようになったのは高校3年生の夏ごろからです。それまでは、学校からは関東の他の大学を勧められていたこともあり、ぼんやりとその大学を志望していました。一方で京都という土地柄そして京都大学の自由の学風に惹かれ京都大学にも憧れを抱いていました。理科が好きだったことから、自然科学分野で独創的な研究成果を出している京都大学理学部で学びたいとも思っていました。他大学志望だった高3の夏休み後半、具体的な未来像が見えないことで勉強する手が完全に止まり、京大への憧れを思い出すと自分の進むべき未来が見えたので、そこから京都大学を本格的に目指すようになりました。

●受験勉強の仕方
私の信念として高校生のとき、そして今でも持っているのは「量があれば何とかなる」ということです。この信念を持っていたこと、そして学校終わりや休日に特に用事がなかったこともあり高校時代の私は基本的に、放課後と休日には塾にこもって勉強していました。なので、3年間を通してコンスタントに勉強を続けていました。
ここからは受験生時代の学習について書こうと思います。受験生時代も変わらず塾に行って勉強する生活を続けていましたが、勉強内容を塾と家で分けていました。塾では数学や理科など特に理系科目について取り組んでいました。また英語の過去問演習も塾で取り組んでいました。これらは特に集中力がいる科目や演習だと思っています。静かな環境で学習に向き合える塾をこれらのために利用していました。そして家に帰ってからは無機化学、英単語などの暗記や、過去問演習で解いた英文の音読を行っていました。私は口に出して勉強するタイプなのでこれらは家で行っていました。
受験勉強で特に意識していたことは「基礎」を大切にすることです。例えば特に、物理では基礎になる考え方を掴めるかが核になると思います。「基礎」は暗記や練習問題を解くなどして一朝一夕で掴めるものではないと思います。ほかの科目でも、間違えた問題は教科書に立ち返るなどして「基礎」を磨くことを意識していました。

●受験生に向けて一言
私は体調がよろしくないまま共通テスト本試験を受け、途中で気を失い、追試験を受験するという苦しい経験をしました。本試験後は「今年はダメだ…」と挫折感を味わいました。そこで諦めることも頭を過りましたが「諦めることを諦める」精神で受験を乗り切りました。皆さんには心身ともに万全の状態で試験を迎えてほしいと思います。そして、頑張っている皆さんならどんな逆境が訪れようと、乗り切れる可能性を秘めていると思います。皆さんの努力が実を結ぶことを心から祈っています。最後まで走り切ってください!

薬学部

薬学部

ペンネーム:マシュマロ

●京大を目指したきっかけ
もともと薬学や医学に興味があったことに加えて、化学や数学が好きで、なんとなく薬学部に行きたいと思っていました。高校2年生の夏に、京大のELCASに参加したことで、実際に研究されている様子や、その方法などの一端を体験することができ、なんとなく行きたい、から、薬学部を目指そうと思うようになりました。医学にも興味があり、医学部も少し考えましたが、薬学と医学は全く別の分野ではなく、また、薬から病気にアプローチすることに魅力を感じ、高校の先生との面談の後、秋ごろに本格的に京大の薬学部を目指すことを決めました。

●受験勉強の仕方
私は公立高校に通っていたのですが、各々が高い目標を持って学んでいたので、同級生と一緒に頑張ろうと思って勉強に励んでいました。1、2年生の間は部活動が忙しく、平日の勉強時間はあまり多くはなかったし、部活動の本番が続く時期は土日もあまり勉強できていませんでした。そのような中でも、数学の基礎基本の復習を毎日することや、電車に乗っている時間に英単語や古文単語を覚えることは意識していました。また、すきま時間や土日の空き時間を使って、一週間のうちに、その週に学んだことを一通り復習できるように計画を立てながら勉強していました。高校3年生になると、部活動がいったん終わったので、あまり集中できていなかった日本史の勉強を進めるとともに、化学や物理の復習を行いました。部活動の引退、また、文化祭の終わりとともに、きっぱりと勉強に切り替えることができたと思います。京大の過去問については、数学、化学、物理は11月から、英語は12月から、国語は共通テストが終わってから始めました。高校の授業で2次試験対策があったので、その内容の復習を徹底していました。

●受験生に向けて一言
私は、2次試験の試験中に物理の公式がわからなくなり、1つの大問を1問も正しく解くことができませんでした。そこで、どんなに応用を学んでも、基礎基本が整っていなければ、意味がないということを突きつけられました。受験生の皆さんには、難しい内容になっていったとしても、基礎基本の確認を怠らないでほしいです。そして、本番は、何があっても諦めずに一つ一つの問題に向き合ってほしいです。もちろん勉強に向き合う時間も大切ですが、高校生活でしかできないこともたくさんあるので、行事や部活動など、やりたいことを全力で楽しんでください。全力で楽しんだ時間は、受験勉強を頑張るエネルギーに変わります。勉強中に辛いときにも、楽しかった思い出を糧に、もう一度勉強に向き合うことができると思います。皆さんが、行きたいと思うところへ進学できるように、陰ながら応援しています。

医学部

医学部:医学科

ペンネーム:恭一浪

●京大を目指したきっかけ
京大に興味を持ち始めたのははっきりとは覚えていませんが高2ごろだったと思います。当時はそこまで思いは強くなく「東大の性格が自分に合わなそうだな」と感じていたのと通っていた中高に似た自由な雰囲気の校風らしいと聞いたことで何となく志望していました。この思いは高3の8月に京大を訪れ雰囲気を肌で感じたことで固いものとなりました。同時に医師になりたいという気持ちも芽生えていたので京都大学と医学部の共通部分ということでここを目指し始めました。しかし成績が芳しくなかったので広島大学医学部、京都大学農学部とも共テ後まで迷いましたが「ここで妥協したら一生後悔する」という思いで特攻しました。結果は不合格でしたがこの決断を悔いたことは一度もありません。まさに「やらない後悔よりやる後悔」ですね。

●受験勉強の仕方
自分は一浪して入学したのですが、現役時はずっと同じ場所で勉強していてあまり集中することができなかったので、浪人時は定期的に(約2か月ごと)に勉強場所を変えるようにしていました。
また、世間でも言われていることですが、基礎が終われば過去問には早く触れ始めたほうがいいと思います。消費が嫌な人は25か年などを買って昔のから消費していけばいいと思います。京大は慣れればそこまで難しくはないものの独特なテイストの問題が多いので、できるだけ早くその空気感に慣れていくことが京大合格のカギだと思います。浪人期に一気に成績が伸びて安定しだしたのは慣れが一番大きい思います。
また、二年間の受験勉強の中で最も重要だと感じたのは「継続して走り続けること」です。現役時は夏休み頑張りすぎて秋模試前にサボってしまったり共テ前に頑張りすぎて一番重要な2月にサボってしまったりし、これが不合格に直結したと感じました。逆に浪人時は現役時よりもカラオケやUSJなどに行ったりしましたが、一年間一定のペースを保って勉強し続けることができたのが合格の要因だと思っています。なので特に怠惰気味な人には頑張りすぎて勉強時間に波を作るのではなく“適度に”息抜きをしながら一定のペースで走り続けることを目標にしてもいいと思います。

●受験生に向けて一言
これを読んだ皆さんと京都で会えるのを楽しみにしています!無理をしすぎず走り切ってください!皆さんの受験が「やらない後悔よりやって大成功」となることを心より願っています!

医学部:人間健康科学科

ペンネーム:ふゆ

●京大を目指したきっかけ
京都大学を目指す理由は人それぞれだと思いますが、私の場合は何か頑張れる目標が欲しいからというものでした。今思うとくだらない理由ですが、それでも好きなものもやりたいこともない自分が進路を選ばなければいけない時期にきたときに、とても悩んで決めた自分にとって大事な土台でもあります。やりたいことを見つけられる環境がいいという思いや、当時の自分が羨ましいと思っていた何かに真剣に取り組める人になりたいという理由で自分にとって難しい大学がいいなどの考えから、最終的に高校3年生の夏に目標を京都大学に決めました。

●受験勉強の仕方
まず勉強する習慣がない人はそれを身につけるところから始まります。私は一年くらいかかりました。そのあとは問題を答えを見ながら解いて、だんだん見る頻度を減らして自力で解けるようにするというような勉強をしていました。受験を通して特に苦しんだのは、最初の勉強する習慣を身につけるまでと、浪人時に自分の欠点に向き合ったことです。勉強する習慣が身につくまでは自分が今までにどれだけ他の同級生と差をつけられていたのかと毎日後悔していたし、自分の欠点と向き合うことはいうまでもなく辛いことでした。欠点と向き合うと言っても必ずしも直せるものではなく、例えば私の場合は英単語を覚えるのがどうしても苦手で、結局入試本番までに単語帳の最初の10ページくらいしか覚えられませんでした。その場合自分はなんでできないんだろうという気持ちを入試当日まで抱えることになりますし、実際私もそうで、当日、周りの受験生の単語帳や参考書はボロボロなのに、自分だけ綺麗でとても恥ずかしかったのを覚えています。個人的な考えですが、勉強に限らずちゃんとしている人にはちゃんとしている理由があって、それは目標とかの大きな理由ではなくて、最初は親に怒られるからとか、友達がいるからとか、途中で寄り道できるからとか、そう言った些細な理由で始めた習慣が当たり前として身についているからで、そういう昔からの小さな理由が積み重なって「ちゃんと」ができていて、だから今からの頑張りだけではどうしようもないこともあるとおもいます。もちろん頑張らなければいけない時もあるけれど、でもうまくいかないことをすべて努力が足りないからだとは思わないで欲しいし、何か始める時はまずそう言った小さな理由を見つけるところから始めて欲しいです。覚悟を決めるというよりも、一歩一歩当たり前に近づいていくような感覚が大事だと思います。

●受験生に向けて一言
受験生の皆さん、大学は楽しいですよ。矛盾するようですが、どこにでもこの人がいるから、あるいはこれができるからここに入ってよかった、むしろここじゃないとダメだったと思えるような場所はあるし、だからどこの大学に行ってもきっと楽しいです。そしてその上で、今これを読んでいる皆さんが、楽しいと思える大学生活を、京都大学で送れることを心からお祈りしています。

工学部

工学部:地球工学科

ペンネーム:ちょげ

●京大を目指したきっかけ
わたしは高2のとき、先生の紹介により研究室を訪問しました。そこで、直感的な雰囲気の良さを感じたのを今でもよく覚えています。できれば偏差値の高いところに行きたかったですし、学力的にも頑張れば行けそうという気がしていたため、京大を志望しました。

●受験勉強の仕方
私は高2から塾に通って、英語の授業をうけていました。塾に行ってはいましたが、高2のほとんどは受験なんて意識していなかったので、授業のわからなかったところを復習する程度でした。完全に受験モードになったのは共通テスト同日模試を受けてからでした。一年後に受ける試験を実際に解いたことで、受験というものが現実的なものにかわりました。中高一貫校に通っていたため、高3に入って少ししたころに数3や物化の全範囲が終わったことで、学校ではとにかく共テの練習をしていました。私は、中学から真面目ちゃんだったので、幸い共通テストは得意(社会以外)でした。そのため、自学では基本的に二次試験の対策をしていました。科目別には、数学、社会(政経)がダメダメで、英語、国語が得意、物化はそこそこでした。ここで、私の普段の勉強方法を紹介すると、政経は共テ模試(だいたい月に一回)があるたびに共テ用参考書でコツコツ暗記していました(あまり伸びなかった)。また、国語は共テレベルは学校のカリスマ教師のおかげで得意で、二次は差がつかないためほとんど対策もしませんでした。次に、物化は参考書を解きまくり、夏休みを過ぎたころから、過去問で実践を挟んでいきました。そして、数学は基本的には塾に任せておき(高3から行き始めた)、自分では数学の参考書で勉強してました。最後に、英語は高2までに単語帳を完璧にしておき、基本的な文法をおさえておいたため、高3では塾も自分でも長文と英作文を練習していました。また、共テや二次の前にはとにかく解くペースを練習していました。基本的に、私は量より質で戦う気持ちだったので時にはきちんと休憩をとっていました。

●受験生に向けて一言
誰にとっても受験は大変でつらいものです。私の恩師は、受験とはマラソンだといつも言っていました。詰め込みすぎず、時には休憩が必要です。受験という大きな試練を乗り越えた時、人間として成長したあなたに、楽しい大学生活がまっています。心を大事にして、悔いのないようにがんばってください!

工学部:建築学科

ペンネーム:ドーナツ

●京大を目指したきっかけ
率直に、自分の受験前の状況を色んな視点から見た結果、京都大学の受験が最善の選択だったからです。以下、考え方についてまとめようと思います。
僕は幼い頃からの経験を振り返って、計画事と街づくり(おもちゃ、マイクラなど)が好きで、人との関わりについても興味がありました。そういった興味に対応する分野は建築設計や都市計画だと思い、この文理融合的な性質から、まず総合大学を目指したいと思いました。そして設備・教授陣が充実し、交換留学制度も豊富で、学費の安い国立を前提としました。次に、若い1年を受験勉強に捧げることと大学のランクアップを天秤にかけ、現役で合格することにこだわりました。結果、これらの条件を満たす京都大学を最終的に志望しました。また、京大建築は一回生のうちから学部として独立しているため、一回生のうちから製図室を与えられます。そのため、一般教養科目を受講しつつも、製図課題といった建築味のあることに没頭する環境が得られることも、個人的には大きなポイントでした。結果、プレッシャーがかかりがちな直前期にも、モチベーションを切らさずに受験勉強をやり切ることができました。

●受験勉強の仕方
大事なのは、自分の勉強の穴をなくすことです。それには、問題集等でわからない問題に出会った時、不明点について教科書までさかのぼるといった地道な積み重ねが役に立ちます。自分の行きたい大学を目的地にした参考書ルートだけをたどるだけでなく、同時に自分の不明点を自覚して、それらを埋めていくことで勉強は成立すると思います。
結局、「自己認知」が根底にあるのでしょう。
自己認知は、絶対的なものではありません。新しい人と出会い、新たな価値観に触れた時、自分の認識も少しずつ変わっていくでしょう。しかし、現時点で満足に考え抜き、それに自信を持っているということが大事なのだと思います。進路選択や勉強も同じです。今が不安でも、現時点で自分を俯瞰し、穴のないベストな勉強ができたなら、それが自信の根拠になると思います。ひとたび自信を持てば、モチベーションが上がり、成績も上がり、自信をつけるというポジティブなサイクルが回りだすことでしょう。

●受験生に向けて一言
僕もそうだったのですが、受験期は「志望大学に受かる」ことが至上命題になるあまり、視野が狭くなりがちです。適度に息抜きをしながら、先述の考え抜く・やり抜く経験を大切にしてほしいなと思います。
受験生の皆さん、ぜひ、最後まで走り切ってください。応援しています。

工学部:物理工学科

ペンネーム:カルボナーラ

●京大を目指したきっかけ
もともと、高校時代は別の大学を目指していましたが、根本的な学力不足により、浪人しました。浪人中も、その大学を目指して勉強していたのですが、各予備校の冠模試でもほとんど成績が伸びませんでした。そこで、京都大学の過去問を解いてみたところ、相性が非常に良く、京都大学を志望することを決めました。自分の学んだ内容を現実世界に還元できるなんらかの仕事に就きたいと思っていたことに加えて、予備校で教えてもらった微分積分を使った物理が非常に面白かったため、物理工学科を志望しました。

●受験勉強の仕方
私は、現役の時、勉強時間が非常に少なかったうえ、基礎ができていないのに応用的な問題を解こうとして、余計な時間がかかっていました。そのため、予備校では、授業で習う基礎を完璧にしようと予備校のテキストの復習をしっかりしました。予備校で習った内容を完璧にできたのは12月上旬でした。共通テスト対策を始めたのは12月中旬ごろからで、それ以前の共通テスト対策は、共通テスト模試の直前に世界史や情報をおさらいする程度でした。私は共通テストの数学が非常に苦手だったため、その対策にもかなりの時間を割きました。共通テストの直前は、世界史の年号や古文単語などの暗記に努めました。共通テストが終わってから本格的に過去問を解き始めました。志望校の変更が12月中旬ごろであり、その時期は共通テスト対策を優先していたためです。過去問は、最新年度分のものだけ残して、徐々に年度をさかのぼっていく、という形で解いていきました。時間を計って解き、制限時間を超えても、自分の力で解けるところまでは解き続けました。そして、自分が解けた問題でも、意味が分かって解けたわけではない問題もしっかり復習しました。かなり時間がかかり、1日に2科目分の過去問しか解くことはできていませんでしたが、量をこなすだけよりましだという思いで勉強しました。二次試験がかなり近くなってから近年の傾向をつかむ、という意味合いで昨年度の入試を解きました。参考までにですが、理系科目は20年分、英語は15年分、国語は5年分解きましたが、それぞれの過去問を1周しかできていません。本来はもう少し早めに過去問を解き始められるのが理想的だとは思います。

●受験生に向けて一言
焦らず、基礎を固めることが成績向上につながると思っています。また、量をこなすだけでなく、過去問研究をすることも非常に重要です。皆さんの努力が実ることを心よりお祈りしています。

工学部:電気電子工学科

ペンネーム:モンブラン

●京大を目指したきっかけ
私の父が京大出身であり、母も京都にゆかりがあったので漠然と京都にあこがれがあったこと、また同じ高校の友達に京大志望が多かったことでなんとなく「自分も京大かな」と思っていました。ただ自分が京大を目指すことを決定づけたのは、高校2年生のときに行ったオープンキャンパスです。そこで実際に京大の時計台を見たり、京大生のリアルな話を聞いたりして京大の雰囲気にあこがれるようになりました。また、昔から数学や物理が好きだったため学部については当初、理学部の数学系や物理系を志望していました。しかし、次第に自然現象そのものの研究よりもより実践的に社会に役立つ研究やものづくりに携わりたいと考え最終的に工学部を志望しました。

●受験勉強の仕方
高校1、2年生の頃は学校の課題をこなし、定期テストに向けて勉強をしていました。勉強の中で生じた疑問は参考書を使うなり、先生に聞くなりして解消していくようにしましょう。特に数学や英語は積み上げ型の科目です。一度つまずくとそこから先ずっとつまずく可能性があります。高校3年生のときは数Ⅲや化学の有機分野などの、習った時期が遅く、演習が不足していると思った分野の問題を重点的に解くと同時に、共通テストも視野に入れて社会や情報の勉強も徐々に始めていきました。また、夏休みが始まったタイミングで過去問を購入し、それ以降11月までの間はひたすら過去問を解いては復習するということを徹底していました。
これから受験を迎える人は過去問を早めに始めた方が良いと思います。私の場合は、理科の過去問を25年前の分から順番に解いていった結果、思っていたほど時間が取れず最後の方は復習が追い付かないということになってしまいました。過去問だけでなく大手予備校が実施する冠模試の過去問を解くこともおすすめです。その理由は冠模試の過去問にはそのとき実施された冠模試の受験生のデータや詳細な採点基準が掲載されており、解説も丁寧であるため、自分の実力を把握しやすいからです。私の場合は主に英語を2次試験の直前期に実践的な力試しとして使っていました。

●受験生に向けて一言
長い受験勉強において、しんどいと思うこともあると思います。そんなときには羽を伸ばすことも大切です。友達と話したり、おいしいものを食べたりするだけでもいいと思います。また、秋模試の判定が悪くても、共通テストで失敗したとしても2次試験本番まであきらめないでください。2次試験が終わるまで合否は分かりません。実際私自身、共テリサーチはEと絶望的な状況でしたが、最後まで2次試験の対策を続けて逆転合格できました。次の春、みなさんと京大のキャンパスでお会いできるのを心から楽しみにしています。受験勉強頑張ってください!!

工学部:情報学科

ペンネーム:OK 201

●京大を目指したきっかけ
私が京大を目指したきっかけは主に三つあって、一人暮らしがしてみたかったことと、努力で何とか受かりそうだったことと、「自由の学風」にひかれたことです。まず私の家庭は地元志向が強めで、京大を目指すことに最初はあまりいい顔をされませんでしたが、自分の意志の強さを表現しているうちに応援してくれるようになり、下宿も探してくれました。そして京大の入試問題は少々独特ではありますが、東大よりは時間の制約が緩く、何とか思考して答えを捻り出すことができるのでいいかなと思いました。また京都大学は自由な学問を保証しており、自分が学びたいこと、研究したいことに向けて潤沢なリソースを提供してくださるところが素晴らしいと思いました。私は最近の流行に乗って情報関連の職業に就こうと思っていたので、情報学科に入りさえすれば情報について自由に学べるのは私の希望にマッチしていました。

●受験勉強の仕方
京大の入試では二次試験に重みがありますが、やはり共通テストでの競争も激しく、重 要度が高いので、共通テストで点数を取るのは京大の門に手をかける最低条件です。共通テストに関して言えば、どの科目でも素早い処理能力と咄嗟の思考力を要求され、それを鍛えられるのは専ら演習量と慣れですので、できるだけ早い時期に対策を始めましょう。私は高1の2学期ごろからすでに対策していました。特に英、数IAについては早い時期からの対策が功を奏しました。理科や社会は十分に習い終えて(例:学校や予備校で教科書を一周し終える)からでも間に合います。国語も忘れずに高2ごろから対策しましょう。情報Ⅰは直前でも私は間に合いました。二次試験では共通テストとは対照的に深い理解と論理を自ら組み立てる思考力を要求されるので、堅実な予習復習を行い、標準レベルの問題は当然にこたえられるようにしておきましょう。数学や理科では定理や法則を自力で導出することが深い理解に直結します。応用レベルの問題は基礎ができてから挑みましょう。英語は構文解釈に重きを置きましょう。国語は重要度が高いわけではありませんが、長めの記述演習はしておきましょう。過去問を添削してもらい、感覚を磨くのはかなり有効です。

●受験生に向けて一言
受験生生活において忘れてはいけないのが、十分な食事睡眠、冷静さです。またストレ スをためるのもよろしくないですから勉強の進捗を考慮したうえで適度に運動や遊びをす るのも一手でしょう。!!受験頑張って!!

工学部:理工化学科

ペンネーム:メニスカス

●京大を志望した理由
エネルギー問題に興味があり、大学を調べていくうちに京大の工学部では多種多様なエネルギー系の研究がなされていると知ったことで、高1のころは漠然と京大工学部を志望していました。高2の夏休みで、京大のオープンキャンパスに参加し、研究の話を聞いたり、自分の知的好奇心が刺激されたり、キャンパス内を実際に歩いたことで京大に対する解像度が高まりました。また、歴史的文化財が多くある京都で大学生活を送りたいという思いも強まり、京大に進学したいと決意しました。学科選びでは、エネルギー系の研究ができる理工化学科を志望しました。

●受験勉強の仕方
高1は傍用問題集を用いて、数学・英語の学習を進めていました。特に数学は先取りを意識してテンポよく学習しました。高2では、高1の頃と同様英語・数学の学習を進める傍ら、科学分野の全国大会に出場するために化学を優先的に学習しました。高2の時期に理科を学習したことは、高3で演習にいち早く取り組むことができたという点でよかったと思います。高2の冬に数ⅢCの学習を一通り終え、京大型の模試の受験をしました。結果は散々なものでしたが、この時期に京大の出題形式を確認できたのは貴重な経験でした。高2の1月から予備校に通い始め、物理の学習を進め、部活を引退した高3の6月から二次試験の過去問に取り組み始めました。最初はほとんど解くことができませんでしたが、特に英数は復習ノートを作り、同じ問題を解けるまで何度も練習しました。秋模試がある11月まで参考書も用いつつ二次の学習を進めて、秋模試が終わった段階で共通テスト対策に徐々にシフトしていきました。共通テストは問題に癖があるので、過去問を使って問題形式に慣れることを意識しました。また、二次型の模試で古典の点数がほとんど取れなかったこともあり、二次と共通テスト対策を兼ねてこの時期に古典単語の暗記に取り組みました。
共通テスト受験後は、数学・理科を過去問等を用いて重点的に勉強しました。

●受験生に向けて一言
試験当日に、「自分はここまでやってきた」と自信を持って受験できるよう、日々の勉強を積み重ねて欲しいです。試験当日は、プレッシャーで心が押しつぶれそうになります。しかし、自分が積み重ねてきた努力を信じられれば、あとはそれを出し切るだけです。試験当日、「もっと勉強しておけばよかった」と後悔するのではなく、「自分はここまで全力で勉強してきた」と胸を張って受験できるよう、これからの勉強を頑張ってください。応援しています。

農学部

農学部:応用生命科学科

ペンネーム:うりの葉

●京大を目指したきっかけ
京大は家から通える範囲にあるということに加えて、周りに京大を志望している友達が多く、いっしょにレベルの高い大学を目指せることに魅力を感じたことがきっかけです。

●受験勉強の仕方
・共通テスト
共通テスト対策は地理と数学を中心にやっていました。地理は学校の授業の復習をしつつ、9月ごろから大体週に1年分のペースで過去問を解いていました。共通テスト地理は知識を貯めるのも大切ですが、それ以上に持っている知識を問題に応用する練習が重要なので、早いうちから過去問演習を重ねるのがよいと思います。共通テストの数学はとくに苦手だったので、春から共通テスト用問題集でコンスタントに練習していました。国語・英語は得意だったのもあり、ほとんど時間をかけませんでしたが、直前期にはリスニングを4年分ほど練習しました。

・数学
秋に過去問を始めようと思っていたのですが、苦手意識もあってかあまりやる気が出ず、結局始めたのは11月下旬でした。そこから8年分ほどは解きましたが、本番はとれる問題を最低限とり、他教科でカバーして合格したという感じです。(参考にしてもらえることが少なくてすみません)

・英語
春から夏にかけては和訳問題の参考書を進めつつ、ときどき英作文の練習をしていました。過去問を解き始めたのは10月ごろで、同じく京都大学を目指す友達数人と一緒に復習などをしていました。友達と話し合いながら考えていると、自分一人では見落としてしまうようなことに気づけますし、何より楽しんでできるのでおすすめです。二次試験直前の2週間ほどは高校の先生に添削をお願いして英作文を練習しました。

・国語
あくまで僕の場合はですが、京大模試では古文の出来が国語の点数を左右していたので、主に古文の対策をしていました。登下校時に古文単語を覚え、ときどき過去問を古文だけ解くなどしていました。

・理科(物理・化学)
高2から高3の春ごろまでは学校で配られた問題集で演習し、7月ごろから過去問を始めました。個人的には化学のほうが点数が安定すると思ったので、化学に重点を置いて勉強していました。

●受験生に向けて一言
受験勉強では難しいことかもしれませんが、できれば楽しむ心を忘れずに、合格に向かって歩いていってください。応援しています!

農学部:地域環境工学科

ペンネーム: しまちょう

●京大を目指したきっかけ
高1のときは何も考えず比較的地元から近く自分の実力に近い大学の理学部を志望していました(当時は物理選択にするか生物選択にするか決めていなかったため)が、高2の夏に学校の先生から自分が大学で何を学びたいか考えるように言われ、進路について真剣に考え始めるようになりました。結果的に京都大学農学部地域環境工学科を志望するようになったのですが、主な要因は、物理を選択したためそれを生かせるようにしたかった、人と生き物の共存に興味があった、たまたま河川工学の研究をしていた人のお話を聞く機会があり、その話に興味を持った、自分の学力的にぎりぎり狙える範囲だった、などが挙げられます。農業そのものに興味があるわけではなかったため、初めは自分の選択が正しかったのか分からなくなる時もありましたが、HPを何度も見たり、オープンキャンパスに行ったりしているうちに京大や京大で学べる事のイメージがはっきりとしてきて、京大に行きたいという気持ちは強まっていきました。

●受験勉強の仕方
私は一浪していて、予備校に通っていた時は、授業の予習復習に時間の大部分を割いていました。予習とは言うものの、夏休みまでは特に解ける問題のほうが圧倒的に少なかったため、解くというよりも自分がどれだけ分からないのか知ることが目的で、その分授業で講師はどのように考えるのかを理解すること、復習で講師と同じように解けるようにすることを目標にしました。私は市販の参考書は単語帳以外にやらなかったので確かなことは言えませんが、参考書であっても本質は変わらないと思います。また、私は受験期に講師、そして周りの人とコミュニケーションをとることを大事にしていました。理由の一つは、私は勉強は講師とのコミュニケーション無しには成り立たないと思っていたからです。京大入試では特に公式や解法の暗記だけでは結果が出ないため、講師や筆者の感性、考え方も取り込めるよう努力しました。もう一つは、誰かに相談したり、雑談したりすることで、自分のことを客観的に見たり、不安やストレスを和らげたりできると感じたからです。

●受験生に向けて一言
仮に落ちたとしても、自分はやれるだけのことはやったと受け入れられるくらいには努力してください。それだけやれば自信になるし、これからの人生をよりよく生きられると思います。来年京都大学で会えるように願っています。

農学部:食料・環境経済学科

ペンネーム:ブローズ

●京大を目指したきっかけ
中学3年生の時に京大のことを知り、漠然とした憧れを抱きましたが、その時は本気で目指すつもりはありませんでした。私はもともと別の大学を目指していたのですが、高校2年生の時、成績が徐々に上がっていったため、志望校を京大に変えることに決めました。家族が全員理系であったこともあり、私も漠然と理系に進むものと思い、文理選択でも理系を選択しましたが、実際は数学や理科よりも社会のほうが好きでした。そのため最初は総合人間学部や経済学部の理系を志望していました。しかし、高校2年生の夏ごろから米価の上昇が起こったことをきっかけに、食料政策に興味を持つようになりました。京大の学部について調べなおした結果、農学部食料・環境経済学科の存在を知り、理系しか入れないが文系寄りのことを学べるこの学科を志望するようになりました。

●受験勉強の仕方
私は受験を意識した勉強は高校2年生の夏から始めましたが、高校3年生の夏まではひたすら基礎固めを行っていました。高校3年生から塾で京大対策の授業を受講していたのですが、毎回行われるテストでことごとく打ちのめされ、自分の基礎固めの甘さを実感しながら自分の抜けている部分を確認していきました。9月からは本格的に共通テスト対策をすることと、京大の過去問を解いていくことを同時並行で行っていました。12月に入ると、本格的に共通テストメインの勉強を進めました。1月に入ると共通テストはすぐ目の前で、必死に共通テストの過去問を解きました。農学部は社会の点数の割合がかなり高いので、社会を特に勉強しました。共通テストが終わった後は、併願校の過去問や京大の過去問をただひたすらに解きました。今まで学校や塾の先生に教わったことを思い出しながら、過去問を解いていきました。

●受験生に向けて一言
受験期直前はプレッシャーを感じるかもしれないですが、私は全く感じませんでした。今緊張しても何も結果は変わらないからです。しかし別に京大に合格する自信しかなかったわけではありません。塾の直前講習でも毎回平均点以下の点数しか取れず、京大に合格するのは絶望的な状態であった私にとっては、もうどうしようもない状態で、自分を信じるしかなかったのです。しかし入試本番に解く問題の相性もあるため、最後は運に任せる気持ちで受験に挑みました。運に任せる気持ちで受験に挑むと、かなり心が楽になりました。受験の際の気持ちの整理についても一度じっくりと考えてみると良いかもしれません。皆さんが、後悔なく受験を終えられることを心から願っています!応援しています!

農学部:森林科学科

ペンネーム:地球に住むだれか

●京大を目指したきっかけ
自分の高校は田舎にあり京大合格者は一年に一人出ればいいかなという感じでした。自分は、当初、志望校についてあまり深く考えたことはなく、受験のこともはっきり言ってなめていました。あまり京大に興味はありませんでしたが、兄が進学したし京大でいいかなという軽い理由でなんとなく京大を志望していました。ですが、高校二年生の時に家族で京都に旅行に行ったとき、兄から京大についての話を聞き、京大が研究に強く自由な校風であると知り、将来的に化学系の研究をしたいと思っていた自分にはぴったりだと思い、本格的に京大を志望するようになりました。ただ、受験勉強をなめていたせいで高校三年生の夏から勉強を始めましたが、思うように成績が伸びず順当に浪人することになりました。(120点差くらいの大差落ち)

●受験勉強の仕方
現役時は難関大なら発展的な事を抑えておかないといけないと思いこんでいて、あまり基礎を固めておかなかったことが落ちた一番の原因だと思います。自分の高校は公立校ということもあり、授業の進度が遅いとわかっていたにもかかわらず、あまり理科も数学も予習していなかった結果、受験に全然間に合いませんでした。軽くでもいいので早いうちから理科や数学は予習しておくのがいいと思います。浪人期は、自分の得点開示を参考にしながら浪人の一年でどの教科をのばすべきか計画を立てて勉強しました。夏(7月くらい)までは予備校の教材ややさしめの問題集で、絶対に落とせないような典型問題をぱっと見で解法が浮かぶくらいに何回も解きました。夏から秋(8月から11月いっぱいくらい)では、過去問と並行でかなりレベルの高い問題集を解き、初見の問題に対してどのようなアプローチで取り組むのか自分の中での定石のようなものを作りました。12月からは平日は共テの勉強をしつつ、土日は気分転換に二次試験の勉強をしていました。共テ以降は二次試験の問題を時間を測って解き、わからなかったところは問題集に立ち戻ってわかるまで同じような問題を解き続けました。暗記物は毎日の日課にして、少ない回数で覚えようとせず、何回も繰り返して徐々に覚えることにしていました。

●受験生に向けて一言
模試や共テの結果を見て落ち込んだり、志望学部学科や志望校を下げようと思ったりするかもしれません。自分も現役時は、まあ最悪浪人すれば良いしという気持ちで受験しましたが、浪人して後がなくなりさらに共テで大失敗したときは親も予備校の先生も京大に出願することにはかなり反対しており、他大に出願するべきか、このまま突っ切るべきか本当に悩みました。自分の場合は京大の中でも学部学科を変えて受験することにしましたが(本当は工学部理工化学科志望)、入学して得点開示を見ると理工化学科の最低点も超えていました。どちらがいいとは一概には言えませんが、周りの人の意見も参考にしながら後悔しない選択を自分で選びとってください。皆さんの受験が満足のいく結果となることを、心より願っています。

農学部:食品生物科学科

ペンネーム:まめた

●京大を目指したきっかけ
元々、植物や微生物やタンパク質が好きで、漠然と農学部に興味がありました。その中で自分の進路として京大が候補に挙がり、高校2年生の時に実際に京大に足を運んでその雰囲気が気に入ったので、京大を目指すことにしました。また、京都は日本史が好きな私にとって憧れの地であり、そこに住みたいという思いも少なからずありました。

●受験勉強の仕方
現役・浪人時代を通して、私個人が効果的だと思った勉強法を紹介します。参考程度に見てほしいです。
国語:自分の答案と模範解答を比較し、抜けている要素/それを書けなかった理由/京大の入試における解き方のコツ を考えました。それを踏まえて問題を解き、自分の答案を添削するイメージで丸をつける、ということを繰り返しました。
数学:私の長年の敵です。国語同様、自分の答案を放置しないことを意識しました。式変形などの細かいところまでその意味を自分なりに考えたり、公式を丸暗記するのではなく証明から導けるように練習したりしました。
理科:化学は、一つ一つの現象や式の立て方の意味を理解するようにしていました。ある程度の暗記は必要ですが、その現象の背景を探れば分野を超えた繋がりが見えてきます。生物は、わからないことが出てきたときに資料集を見るようにしていました。また、理解が不十分な事柄は紙にまとめ、それをファイルに綴じていました。この方法は共テ対策で編み出したものですが、二次対策でもかなり威力を発揮しました。
英語:過去問研究が大事になると思います。ある年の過去問で出たイディオムや特殊な構文がそのまま別の年の過去問で出る、ということをよく目にしました。単語は、周りの受験生と差がつきそうなもの(多義語など)を中心に押さえていくといいと思います。
その他:二次試験直前は、できるだけ本番と同じ状態で問題を解きました。例えば、理科は昼食後に3時間通しで過去問演習をしていました。このおかげで、本番でも練習と同じように解けばいいという安心感が生まれ、落ち着いて試験に臨むことができました。

●受験生に向けて一言
受験生の皆さんは、天気が良くても朝から夜まで室内で勉強する日々が続いているのではないかと思います。上手くいったときも、つらいときも、自分と向き合うことを大切にしてください。京大の中を自転車で走り回り、夜はライトアップされている時計台を見て、気分転換をしたいときは鴨川に行くという生活がもうすぐ訪れます。合格後の自分を思い描いて、手を止めず前を向いていきましょう。応援しています!

農学部:資源生物科学科

ペンネーム:道昭

●京大を目指したきっかけ
高校時代は、勉強が得意な方ではありませんでしたが、周りの人が京都大学を目指すと聞いて、その進路の選択肢に心を惹かれたのが始まりでした。漠然と京都で大学生生活を送りたいという気持ちも伴って受験生になる頃には京都大学を受験したいと思っていました。具体的に進路を決定する中で、生物学のミクロな探究から地球環境の有効利用まで自分の興味に応じて、幅広く取り組むことができる農学部資源生物科学科に興味を持ち、志望を固めました。また、自分は高校時代、現代文と古文が得意だという自負があったので、京都大学の試験の構成が自分の力を生かせる形式だと感じていたのもありました。

●受験勉強の仕方
私は、一度特定の教科の参考書を開くと、複数の教科を幅広くやるよりも、その教科を長時間やり続ける方が精神的な負担が軽かったため、気が済むまで同じ参考書の問題を解いたり解説を読んだりしていました。一日の勉強計画を立ててもやり遂げる自信がなかったため、まずは不安な教科をひたすら勉強し、飽きたら他の教科に移行するというサイクルを繰り返していました。
各教科の対策としては、英語の長文は単語帳で語彙力を増強すると同時に、過去問を使って英文の構造を把握する練習を重ねました。苦手だった数学は、過去問や問題集の問題に毎日必ず触れることで、本番までに合格点を確保できるよう努めました。化学は過去問の苦手分野を中心に、時間内に解き切る演習を意識しました。生物は参考書に取り組んだ後、過去問で記述解答の書き方を練習しました。
他の大学に進学した先輩から「本番の試験では、得意教科よりも苦手教科が身を助けてくれる」と教わっていたため、二次試験の直前は、苦手だった化学の無機分野や生物の記述問題を重点的に補強しました。

●受験生に向けて一言
勉強が難しくて挫けそうになる時が来るかもしれません。しかし、それはあなたの能力不足ではなく、その分野の理解がそもそも難しいだけです。その壁は、誰もが同じように苦しむところなので、どうか自信を失わずに。受験生としての限られた期間を焦らずに歩んで行ってほしいと思います。

特色入試合格者体験記

文学部

ペンネーム:モユ

●京大を目指したきっかけ
中学生の頃からうっすらと京大への憧れを持っていました。京大を志望校に決めたのは高一の冬で、関東や実家や中高一貫校といった限られた場所で育まれてきた自分の価値観の狭さに疑問を抱いたのがきっかけでした。もっと広い視野を持つために、関東を出て一人暮らしをしてみたいと思うようになりました。当時好んで読んでいた本の著者の多くが京大文学部出身だったこともあり、自然と京大文学部を目指していました。

●受験勉強の仕方
高二の3月に特色入試の存在を知り受験を決めました。特色入試で合格することは、はなから期待しておらず「受けなかったら絶対後悔するだろうから」と考えて決断しました。とはいえ特色入試の準備は時間的にも精神的にも苦しいときもありました。「特色を受けたことを後悔しないように、特色の準備も一般受験の勉強もどっちも頑張る」と決めて踏ん張りました。
学びの設計書には夏頃から取り組み、担任の先生と何度も話し合いを重ねました。私には目立った受賞歴はなかったので、自分の学びたいこととそれに関するこれまでの経験を書きました。出願のために用意したものではありますが、これまでの学びの集大成、そして未来設計図として書いておいて良かったなと思っています。
HPに公開されていた2年分の過去問だけを解いて小論文試験当日を迎えました。午前の論述試験では少し手応えがあったものの、午後の要約問題で英文が理解できずに落胆。「こうなったら私の好きなことを全部書いて読んでもらおう」と決意し、普段よく考えていたことや自分の文学観を小論文に盛り込み提出しました。
学びの設計書についても、小論文についても、普段から興味のあることについて思索を深めることや、そうした考えを自分なりに言語化してきたことが役に立ちました。

●受験生に向けて一言
特色入試は「ダメで元々」という気持ちで受けていたので、合格した時には本当に驚きましたし、特色の受験をサポートしてくださった高校の先生方には頭が上がりません。
学びの設計書にも小論文にも正解がない分、不安になることもあるかもしれません。でも、その分野を学びたいと思うに至った自分の経験・思索があるはずです。そんな自分のこれまでの経験を何よりも信じて頑張ってほしいです!

法学部

ペンネーム:Sägemehlchen

●京大を目指したきっかけ
私が京都大学を志望するようになったのは高校二年生の頃でした。当時の志望理由は至極あいまいなもので、恐らく確か京大の関係者の各界でのご活躍や自由の校風という評判に惹かれて、という形でした。しかし、その後現在進行中の国際関係や人権問題に関心を持つにつれ、素晴らしい先生方や優秀な仲間、豊富な蔵書を始め、極めて良質な教育環境を有する京都大学法学部で学びを深め、どうにか社会に貢献しうる人材となることを希望するに至りました。
私自身は大した才能や業績があったわけではなく、当初は特色入試の利用をあまり考えていませんでした。どちらかと言えば親の勧めで受験を決めました(感謝しています)。

●受験勉強の仕方
特色入試対策を始めたのは高3の夏頃と学びの設計書の作成すらギリギリの時期でした。頭を捻って何とかひり出したつたない草稿をお忙しい中担任の先生に何度か添削いただき、確か二週間ほどで作成しました。いろいろあった末に二次試験、つまり小論文による論述試験の対策に進んだのですが、実は一次試験(書類審査)の合格通知から12月の二次試験本番までは二週間ほどしかなく、一般入試の対策もある中でかなりタイトなスケジュールになっていました。法学部の特色入試は私の年度が最初であったため、サンプル問題に加えて前身たる後期入試の過去問を用いて練習しました。学校の先生にも見て頂いたほか、専門の対策塾の教材も利用して猛勉強しました。正直言って共通テスト直前よりも勉強していたと思います。その中で感じたのは、日頃から社会の課題や国際的な問題について考え、意見を体系化しておくことの重要性です。立場を定め、大体の論の枠組みさえ作れてしまえば後は本当に一瞬で書けます。さらに、要約問題の練習に関しては小論文に留まらず他教科の読解や記述に際しても決定的に重要となるので、まだ特色入試を受験するか決めていなくても是非日頃から練習されることをお薦めします。
そうして対策を進めている内に二次選抜当日を迎えました。演習を重ねていたおかげか緊張はあったものの比較的落ち着いて試験に臨めました。問題は旧後期入試と比べればかなり易しかったと思います。…がしかし、安心して時間配分をなおざりにした結果、終盤で時間が尽きかけました。何とか根性で最低文字数に到達しました。実際はそれなりに時間に余裕はあるものの、時間配分にはくれぐれも気をつけてください。
その後なんとか二次選抜を通過させていただきました。通知が届くのは共通テストの1週間ほど前でしたので、それまで自信の有無にかかわらず必死で対策しました。次の3次選抜合格のボーダーラインは約8割とされており、このため余裕を持って共通テストを受験できたことは良かったと感じています。

●受験生に向けて一言
蓋し特色入試は、こと法学部において、一部の途方もない才能のある人にしか受けられない入試方式では決してなく、特色ある個性や活動、そしてここ京都大学での学修にかける情熱のある人にひろく開かれた制度だと思います。皆さんの持てるあふれる意欲や個性を大学に見せつけるためにも、また単に受験のチャンスを増やすためにも、ぜひ一度挑んでみてはいかがでしょうか。

医学部:人間健康科学科

ペンネーム:ティラミス

●京大を目指したきっかけ
高校在学中、祖母が認知症を患い、一人で生活することが難しくなりました。そこから、生活に支障のある方が快適に日常を送れるよう支援できる職業に就きたいという強い思いを抱くようになりました。高校二年生の冬に、京都大学に特色入試で合格した高校の先輩が来校し、特色入試の内容や専攻について説明してくださりました。先生方も受験チャンスが一回増えると勧めていただき、特色入試に興味を持ちました。そこで京大のホームページを調べる中で、人間健康科学科の作業療法学講座では、身体面だけでなく精神面からも患者さんの病気の回復や社会復帰を支援できることを知り、自分の目指す姿に最も近いと感じました。また、学力だけでなく意欲や主体性も評価してくれる特色入試は自分に合った受験方法だと考え、京都大学を目指すことを決意しました。

●受験勉強の仕方
人間健康科学科の特色入試は学びの設計書、小論文・面接、共通テストの三段階で行われます。学びの設計書は高校での活動や志望理由、大学で学びたいこと、卒業後の目標などを詳しくまとめる書類です。私は夏頃から内容を考え始めました。この設計書を作成する過程で自分の将来像がより明確になり、受験へのモチベーションも高まりました。担任の先生に添削していただき、先輩にも京都大学での作業療法の研究について教えていただいきながら、何度も書き直しました。小論文は日本語と英語の文章を読んで設問に答えたり、自分の考えを論述したりします。私は過去二年分を解き、表現方法や時間配分を意識して対策しました。本番では例年と形式が異なり、思うように時間を使えませんでしたが、練習で先生方から指摘されたことを意識し、落ち着いて取り組むことができました。面接は高校の先輩から過去の質問内容を教えていただき、先生方に面接官役をお願いして本番を想定した練習を重ねました。年度によって質問内容が異なるため、時事問題についても調べて準備しました。また、先輩にも面接を見ていただき、視野を広く持って考えることなどのアドバイスをいただきました。本番では想定外の質問もありましたが、準備してきた考え方につなげながら、落ち着いて答えることを心掛けました。

●受験生に向けて一言
特色入試の対策を進めていると、一般受験の友人たちが共通テスト対策を進めている姿を見て、勉強量が足りないのではないかと焦ることもあるかもしれません。しかし、特色入試に向けた準備や対策は決して無駄にはなりません。学力だけでなく自分の個性や専攻への熱意をアピールしたい方、一回生から研究に関わりたい方(専攻によります)、少しでも興味がある方はぜひ挑戦してみてください。応援しています!

工学部:情報学科

ペンネーム:うまい棒(ウマイ味)

●京大を目指したきっかけ
高校入学前から京大には漠然とした憧れがありましたが、はっきりと意識するようになったのは高校から通い始めた塾で京大クラスに選抜された時でした。高1のうちは何となくで工学部を志望していましたが、高2で取り組んだ探究活動で情報の勉強をするうちに情報学科に行きたいと思うようになりました。先生と先輩から探究活動で特色入試が受験できると教えていただいて、特色入試を受けようと思いました。

●受験勉強の仕方
特色入試の対策は、一般入試の勉強と並行して秋から始めました。探究の授業でグループで書いた論文を何度も読み直して修正したり加筆したりしました。英語は全く話せませ んでしたが、英語でのポスター発表会に参加して、研究内容を英語で説明できるようにしました(ほとんど丸暗記でしたが笑)。直前には学校の先生に面接の指導をしていただいて、英語での自己紹介や数学の口頭試問の練習をしました。第二次選考の合格が分かってからは共テの対策に命を懸けました。数学IAが本当に苦手だったので共テ直前はそればっかりやっていました。

●受験生に向けて一言
特色入試は自分には関係ないと思っている人が多いと思いますが、自分のやってきた活動を振り返りながら、一度志望学科の募集要項を読んでみるといいと思います。情報学科を受験する人は口頭試問でめちゃくちゃ圧をかけられますが、負けずにしゃべり続けてく ださい!

工学部:理工化学科

ペンネーム:きなこ

●京大を目指したきっかけ
関西出身なのであまり地元から遠くなく、少しでもレベルが高いところを目指そうと思い、高1の時から京都大学を漠然と目指し始めました。そこからどこの学部学科を受験しようか高3の夏くらいまで悩んだ結果、化学が好きだったので工学部理工化学科を目指すことにしました。もともと、一般入試で受けるつもりでしたが、学校の先生に勧められ、特色入試を受けることにしました。私は高校のSSH活動に取り組んだり、その他の課外活動にも取り組んでいたりしていましたが、京都大学に評価してもらえるほどなのだろうか、と不安はありました。しかし、少しでも京都大学に合格する可能性を上げられるなら、と思い、出願することにしました。

●受験勉強の仕方
私が受けた試験では、「顕著な活動実績の概要」と「学びの設計書」の提出、口頭試問、共通テストが課されました。顕著な活動実績の概要には、SSH活動で取り組んだことや、そのほかの課外活動で行ったことを記入しました。私の場合、それらの内容が志望理由に結び付きにくいものもあったので、どんな力を得ることが出来たかなどを書くようにしました。また、学びの設計書には、大学やその後やりたいことを出来るだけ具体的に書きました。口頭試問は過去問がなかったので、自分が大学で研究したいことについて詳しく勉強し、化学の教科書や参考書をひたすら読み込みました。学校や塾の先生にお願いし、放課後の時間で面接練習に取り組み、質問に対してすらすら答えられるようにしました。あくまで一般入試が本命だと思っていたので、それらの準備と並行して二次試験の勉強にも取り組んでいました。共通テストの勉強は、口頭試問が終わった12月中旬ごろに本格的に始めました。共通テストが終わった後、かなり精神的にきつかったため、もしかしたら特色入試で受かっているかもしれないと思うことでプレッシャーを過度に感じることなく、一般入試に向けて勉強を続けることができました。

●受験生に向けて一言
特色入試の準備は、どうしても時間が取られますし、他の人たちは一般入試に向けて勉強しているのに、と焦ると思います。しかし、私は特色入試の準備を始めて、より一層京都大学に行きたいという気持ちが高まりました。今まで特色入試を考えたことがなかったという人も、ぜひ一度特色入試について調べてみてください!

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