京大生の食生活

京大生の食生活
充実したキャンパスライフはバランスの取れた食事から
食費は削られがち
大学生協では毎年、学生生活の実態把握のために「学生生活実態調査」を全国で行っています。その調査項目のうちのひとつにある「節約・工夫したい支出費目」において、毎年群を抜いて1位になるのが「外食費を含む食費」です。京大生も、男性でも女性でも、自宅生でも下宿生でも、同様の結果になっています。

※データは「第57回学生生活実態調査(2021年10月実施)」による
食生活の自立

大学生活は、正しい食生活のスキルを身につける最後の機会です。高校生までは保護者に用意してもらっていた食事が大学生になると、自分で栄養バランスを意識して食事を「選ぶ力」が必要になります。ここで身に着けた「選ぶ力」が社会人になってからの食生活の基礎となります。
京大生協の食堂では、空腹を満たすだけの節約第一の食生活ではなくて、食を楽しみ、健康になり、何よりも京都大学の中で学びに打ち込むため、食育活動にも重点を置いています。
また、京大生にとって自炊は節約の1つの手段です。もちろん、社会に出てから求められる力ではありますが、毎食同じものを食べる学生も少なくありません。
毎食同じものを食べるのはどうしても、栄養バランスが偏ってしまいます。
生協食堂は、京大生の食生活を支えています。
朝食を含め「食べる習慣」や、栄養バランスを意識して食事を「選ぶ力」、これらを身につけるために自分で1品ずつ選ぶカフェテリア方式で営業しています。いわゆる「外食」メニューではなく、毎日食べることを前提とした「家庭的」なメニューを、飽きがこないように企画・イベントメニューには季節の食材を使って「旬」を知りながら、利用することができます。また、購買店舗でも「健康」をキーワードに商品展開や企画を実施しております。
食生活のスキルアップをサポートするため、定期的に「食生活相談会」などの健康チェックイベントも行っています。
ミールシステムが京大生の健康をサポートします
食費を節約しようとすると、カップ麺や菓子パン「安易」な食事で「安価」に空腹を満たすことが価値になってしまいます。忙しくて時間がなく「単品食べ(おにぎりだけ・サンドイッチだけ、など)」になってしまうのも、その例ですよね。
食費を確保しつつ、大学生協の食堂を利用して食生活のスキルをアップしてもらい、勉学・研究の基盤となる「心身の健康」を築いてもらうために、「ミールシステム(またはミールプラン・ミールカード)」を提案しています。
京大生協では、自宅生も自宅外生もご利用いただけるよう、1日の上限金額が異なる3タイプご提案しています。充実した大学生活は元気な体があってこそ。ミールシステムは食費を削ることなく、きちんと食べられる制度です。京大生協の食堂は、店舗ごとに特色がありますので、いろんな店舗でお食事を楽しんでください。