京大受験☆応援コラム

京大受験☆応援コラム
受験生向けコラム #13[京大であった面白い講義]
皆さんこんにちは。今日は楽しいポッキーの日ですね!
今回の京大受験☆応援コラムは「さんきゅー」「キラー」「しばふ」「あ」の4人がお送りします。テーマは「京大であったおもしろい講義」です。
最近1人鍋の楽しさに気づいた「さんきゅー」【経済学部/1回生/現役】です。
私が今まで受けた授業で印象に残っているのは前期に履修したILASセミナー(少人数授業)です。その授業では「問いをデザインする」という目標のもと、様々な体験をさせてもらいました。ある時は1時間ずっと自己紹介をしてみたり、またある時は講義が博物館で実施されたり、、、。大学の講義と言うよりもワークショップを体験しているかのようで、毎回想像力を刺激するような新しい発見があって楽しい授業でした!
ILASセミナーと呼ばれる少人数授業では普段の大講義室で行われる講義ではできない、先生方と学生や学生同士の対話ができます。意見交換をすることで、毎回おもしろい発見があるのでおすすめの講義です!
履修取消期間が迫り、どのしんどい授業を消そうか悩む「キラー」【理学部/2年/現役】です。
自分のお気に入りは基礎化学実験です。単位が半分しか来ないし、レポート大変やん…とネガキャンされることが多い実験ですが、楽しいです。1年生向けには「物理学実験」「基礎化学実験」「地球科学実験」「生物学実習」があります。高校でやった理科の反応を観測する感じです。例えばプランク定数の測定、ヨードメトリー、DNAの抽出などです。中でも基礎化学実験では無機定性・容量分析・有機化学から4つずつ、計12回も実験を楽しむことができます。ほとんどの器具を1人占めでき、たくさんの試薬を使え、とてもお得な授業です。
無機では金属イオンの分離をします。高校よりも詳細に、10種類以上もの金属とその何倍もの反応式を身近に感じることができます。容量分析では、錯体・酸化還元・吸着の際のmol数を測定します。めちゃめちゃでかいビュレットを使えるし、溶液は機械が混ぜてくれます。有機ではメチルオレンジやメチルレッド、蛍光塗料、アスピリンのようなものも合成できます。完成品も専用の器具を使うと、水圧でろ過してくれます!
曲がりなりにも理科を勉強している皆さん、計算や写真じゃなくて実際に手で理科に触れたくないですか?実験に興味はありませんか?大学生になれば「これが楽」とか「必修」とかいう声に流されて時間割を決めると思います。でも今勉強している自分を思い出し、ぜひ履修登録してください!
最近寒くなり週4で鍋をしている「しばふ」【法学部/1回生/現役】です。
いわゆる「京大っぽい」おもしろ講義というわけではありませんが、私が実際に受講して楽しかった講義を紹介しようと思います!
前期に受講した「ILASセミナー:歴史地理学」という講義が印象に残っています。(ILASセミナーとは、主に1回生向けの少人数講義のことです。)日本各地の現在と過去の地図を比較することによって地域の特性を考えるという、その名の通り歴史と地理を融合させたような内容でした。回を重ねるごとに地図から読み取れる情報が増えていったことや、地図を片手に大学周辺や京都市内を歩いたフィールドワークが楽しく、記憶に残っています。少人数授業のため、先生と気軽に話せたのも良かったです!
結局のところ、自分が興味を持っている分野の授業が一番面白いんだと思います。
そろそろペンネームを考えるのが面倒になってきた「あ」【農学部・食品/2回生/浪人】です。
京大で面白かった授業として私が紹介したいのは「生命の有機化学」という一般教養科目です。この授業では生命科学分野の化学を学ぶことができるのですが、最大の特徴はその授業形式です。学生は事前に短い講義映像を見てから授業に臨み、授業内ではグループで主にその講義内容を基にしたアイデアジェネレーションを行います。授業中に習ったこの技術をどのように応用できるのか、といったことです。出したアイデアは教授からコメントがもらえるだけでなく、自分のアイデア似た発想から生まれた最新研究の紹介までしてくれるので非常に面白かったです。
と、ここまでは真面目な話で私的に一番面白かったのが講義の最終回です。普通の講義なら期末考査をして終わり、となるのですがこの授業の場合はアタック25でした。もう一度言います、“アタック25”です。アタックチャンスやコロンビアで有名なアレです。この授業に期末考査はありません。グループ対抗でこれまでの授業内容を基にしたアタック25を行い、勝利したチームにはボーナスの点が入ります。生命系に興味のある理系学生には是非おすすめしたい授業です。(※これだけで成績が決まるわけでは決してなく、クイズに負けても最高評価は来ます)
今回のコラムはここまで!
主に1・2回生向けの「全学共通科目」では、いろいろな学部の先生が自分の専門にされている分野についての入門授業などを開講されます。総合大学である京大ならではで、学部や文理関係なく様々な分野を覗いてみることができて私はとても楽しかったです。
次回の配信は11月18日「苦手科目へのアプローチ」です。お楽しみに!
ちなみに私はトッポ派です。
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